地域密着型サービスに求められていること

地域密着型サービスとは、介護事業所で制定された新しいサービスのことで、現在介護事業は、都道府県が管轄する代わりに市区町村が管轄することになっている。もともと、介護事業では施設のロケーションは規定がなく、介護保険適応事業所があればどこにでも通うことができた。しかし、家からの通所や移動の負担なども問題視されている。かつ介護保険適用者である75歳以上の人口があと数年で全人口のピークに達すると、今までの介護システムでは網羅しきれないため市区町村が介入することになったのだ。地域密着型サービスは、従来の介護事業と比べ住み慣れた地域で介護サービスを受けられるよう設定されている他、居宅サービスを含めた複数のサービス提供を同じ事業所から提供できることがメリットになっている。

地域密着型サービスのニーズは年々高まっている。介護適用者が増えていることもあるが、一番のメリットは複数の訪問介護サービスを同じ介護福祉士から受けられることだろう。今までお世話になっているケアマネージャーや介護福祉士が引き続き担当し、通所でも短期宿泊でも同じ介護事業で行うのは家族も助かるし、何より本人が担当がコロコロ変わるよりずっと安心できるはずだ。ニーズはそれだけではない。今までは介護保険は通所、通いと呼ばれるデイサービスと泊まりと呼ばれる宿泊の施設は別々に手続きをしなくてはならなかった。これらは少人数制となりさらに同じ事業所から提供できるようになったため、週1回泊まりの他に平日は通い、など複合的に活用できる。